山口銀次とルアナ・ハワイアンズ
(GINJI YAMAGUCHI & LUANA HAWAIIANS)
ハワイアン・クリスマス・キャロル
1961/?/? LPJ-56(10インチLP) 日本グラモフォン
A面 入手当初は、このアルバムとタイトルも一緒、裏の中沢清二氏による解説文もほぼ一緒だし、単なるジャケット違いだと思っていたんですが、聴いてみるとまったく別の演奏でした。どうやらこっちのほうが古く解説文には1961年とあります。
メンバーは、山口銀次・軍一兄弟、樋口広治、大谷庄次、椎原寂。演奏はオーソドックス、というか今聴くと実におとなしめのアレンジ。
しかし全く別アレンジなのに「演奏のほうもまったくサンタクロースがジャズった感じで、快適なリズムを刻んでゆきます。」などと、部分によっては一字一句違わない解説って・・・まあ考えてみれば、定価1,000円のこのレコードは相当の贅沢品。同じタイトルのレコードをわずか2年後にまた買う人なんてあり得なかったんでしょうね。
(2011/2/6改稿)
1 ジングル・ベル
2 きよしこの夜
3 サンタが街へやって来る
4 蛍の光
5 メレ・カリキ・マカ
B面
1 ブルー・クリスマス
2 赤鼻のとなかい
3 もろびとこぞりて
4 アデステ・フェデレス
5 アロハ・オエ