ビッグ・ビート・クリスマス | ||
1973/?/? | SKK 823(LP) | キングレコード |
SIDE 1 | ||
1 | ジングル・ベル | THE NEW ADVENTURES |
2 | サンタ・クロースが街へやってくる | |
3 | もみの木 | |
4 | ふたりのクリスマス | |
5 | アベ・マリア | |
6 | ホワイト・クリスマス | |
7 | きよしこの夜 | |
SIDE 2 | ||
1 | 赤鼻のトナカイ | YOU |
2 | ママがサンタにキッスした | |
3 | クリスマスN0.9 | |
4 | サンタ・クロースがやってくる | |
5 | アダムとイブ | |
6 | ブルー・クリスマス | |
7 | 蛍の光 | |
おっぱいモロ出しのエロジャケだし、よくわからんバンド名だし、一見キワモノ作品ですが、実はSIDE 1の編曲はザ・スペイスメンのリーダーだった原田良一、SIDE 2の編曲は元ズー・ニー・ヴーの桐谷浩史。 エレキ・GSブーム終焉後、当時の主役たちが色々模索していた中で生まれた作品のひとつかも知れません。演奏者のクレジットはありませんが、その界隈の人が多く参加しているのではないかと想像します。 SIDE 1の原田のアレンジは、ホーンも多用しゴージャスかつ多彩。トラック4は原田のオリジナル曲で、歌詞が付けばヒット曲になりそうな壮大なバラード。 SIDE 2のほうはエレキ・ロックにこだわったアレンジで、トラック3はストーンズの「黒くぬれ!」のイントロで始まる「第九」で、合唱は「虫声」。4はクリームの「サンシャイン・ラヴ」とのマッシュアップ。5は桐谷のオリジナルで、ディープ・パープルの「ブラック・ナイト」風のインストロックナンバー。ラストはチェンバロで静かに始まり突如ホンキートンクに爆発。 今時のデジタルで作った音楽も良いけど、全部生音の演奏はやっぱりイイね。 (2021/9/12) |