アイランド・クリスマス 冬の休日、女子ジャズ
2010/11/3 PCD-4488 P-VINE RECORDS
 1 Winter Wonderland 大城蘭、榊原大、平岡雄一郎、村上聖、原田芳宏、平井景
 2 Santa Claus Is Coming To Town サンタが町にやってくる 榊原大、平岡雄一郎、村上聖、平井景
 3 Ohana Cheer 大城蘭、榊原大、平岡雄一郎、村上聖、原田芳宏、平井景、島田奈央子、真野博未
4 The Christmas Song 大城蘭、平岡雄一郎、村上聖、平井景
5 Happy Xmas (War Is Over) 榊原大、平岡雄一郎、村上聖、原田芳宏、平井景
6 島・聖夜 -Island Christmas 大城蘭、榊原大、平岡雄一郎、原田芳宏、平井景
7 White Christmas 大城蘭、平岡雄一郎、村上聖、原田芳宏、平井景
8 Christmas Time In Blue 〜聖なる夜に口笛吹いて 大城蘭、榊原大、平岡雄一郎、村上聖、原田芳宏、平井景、島田奈央子、真野博未
9 Silent Night きよしこの夜 平岡雄一郎、原田芳宏、平井景
10 Ohana Wave Remix:平井景

音楽ライター島田奈央子プロデュース。ご存知の方も多いでしょうが島田奈央子のかつての芸名は島田奈美
彼女の女性向けジャズガイド本「Something Jazzy」オリジナル企画のクリスマスアルバム。

「女子ジャズ」だそうですが、「女子旅」、「女子会」、「カープ女子」、「歴女」、「釣りガール」などが次々ブームになるってことは、日本はまだまだ女性には敷居が高い領域が多い「男社会」だったんだ、ってことを証明してるかのようです。(「男の台所」とか「手芸男子」なんてのもあるにはありますが、実は料理人もファッションデザイナーも男のほうが多いんだよね。)
大多数の男は趣味が共有できる女性が増えることを歓迎していますが、「男の聖域がまた・・・」などという人も少なからずいて、そういう輩は社会の表舞台からはとっとと引退していただきたいと切に思います。

さてこの作品、そんな思想的なことは抜きに万人にお勧め。
音楽プロデュースは平井景。トラック3、6、10も氏のオリジナル曲(10は3のリミックス)。タイトル通り南国テイストのクリスマス。スティール・パンの原田芳宏も参加。またコーラスでは島田奈央子とP-VINEの担当ディレクター真野博未さんも参加するなど、アーティスト達の和気あいあいさも伝わってきます。詳細は平井景氏の公式サイトで。
(2021/6/20)

アイランド・クリスマス 冬の休日、女子ジャズ