イマージュ アムール
2001/11/7 SICC 7 SONY RECORDS
 1 ニューシネマ・パラダイス 愛のテーマ エンニオ・モリコーネ
 2 冷静と情熱のあいだ 葉加瀬太郎
 3 ムーンリヴァー JAZZTRONIK featuring ヤドランカ
4 手使海ユトロ featuring 宮本文昭
5 大河の一滴 加古隆
6 カヴァティナ ジョン・ウィリアムズ
7 ロミオとジュリエット ゴンチチ
8 静寂(Hymn) 三村奈々恵
9 ザナルカンドにて 羽毛田丈史
10 ダニー・ボーイ デイヴィ・スピラーン featuring シネイド・オコナー
11 アズ・タイム・ゴーズ・バイ ステファン・グラッペリ&古澤巌
12 ジェレミー クレモンティーヌ
13 ホワット・ア・ワンダフル・ワールド ケイコ・リー
14 歌に生き、恋に生き〜"トスカ"より グローヴァー・ワシントンJr.
15 トゥナイト〜"ウエストサイド・ストーリー組曲"より ジョシュア・ベル
16 アメイジング・グレイス シャルロット・チャーチ
17 イマージュ アムール〜"カヴァレリア・ルスティカーナ"間奏曲 羽毛田丈史 with 木村大、小松亮太、ゴンチチ、葉加瀬太郎、宮本文昭&ヤドランカ

当時、映画やTV、CMなどメディアで使われた曲を集めたコンピレーションが大流行。出始めの頃は全部オリジナル音源で揃えたというだけで持て囃されましたが、「NOW」とか「MAX」とか「feel」とかこの「イマージュ」とか、各社がこぞって出すようになると、差別化のために新曲も加えたりするように。
やがて、ほとんどの曲がネットで聴き放題になり、耳にした曲はスマホに聴かせりゃすぐ調べがつく時代になると、「誰も知らない泣ける歌」といったプッシュ型選曲に流行が移りました。
今はサブスクの音楽サイトが似たことをやってますが、どうやら宣伝費を使ってパワープレイされてそうな曲も混ざってる。信じられる「誰か」のブログもステマだったりで、この先はどうやって良い曲を探す時代になるんでしょう。

さてこのアルバムは、クリスマスやヴァレンタインデーなど「愛のシーズン」に合わせた選曲とのこと。実はクリスマスソングは1曲もないのですが、上品なBGMとしても使い勝手のいいまとまりのある選曲です。
やっぱり評判が良かったのか、翌年とその翌年(ひょっとしたらその次の年も)、毎年少しだけデザインを変えたクリスマスチックなプラ製透明スリーブを付けた限定盤が出ました。
私が持っているのは何のおまけもない初年度盤ですが。
(2021/6/20)

イマージュ アムール