西岡恭蔵(ニシオカキョウゾウ)
X'mas Song At Banana Hall 1997
2003/11/26 MDCL-1451 ミディ
1 Banana X'mas Tree 「黒く塗りつぶせ」「逃亡者」「A DAY」など矢沢永吉の代表曲の作詞者としても知られる、日本ロック界に多大な影響を与えたミュージシャン、西岡恭蔵氏が急逝したのは1999年でした。
氏の盟友だった大塚まさじ氏のライナー文によると、毎年クリスマスライヴで必ず1曲、新しいクリスマスソングを発表していた恭蔵氏は、「12曲になったらクリスマスアルバムを作りたい」と語っていたそうです。
このアルバムは、大塚氏が、1997年のライヴ音源を探し当て、つまりは過去に発表された10曲のクリスマスソングのうち実に9曲を蘇らせてくれたという、まさに奇跡の一枚です。(1998年に発表された1曲だけは音源がなく、代わりに同じライヴ音源から「Glory Hallelujah」が収録されています)
勿論私は、恭蔵氏の選んだ道を否定する立場にはありませんが、一音楽ファン、クリスマスソングファンとしては、ぜひとも12曲入りの「完全な」形で、氏のクリスマスアルバムを聴きたかったものだ、と、暖かい恭蔵節を聴きながら改めて痛感するのです。
(2004/1/26)
2 真冬のアロハ・パーティー
3 X'masは家にいて
4 クリスマスはカリプソで
5 アンダルシアのジングルベル
6 Glory Hallelujah
7 Soul X'mas
8 X'mas Song
9 Glory X'mas
10 X'mas Dreamin

X'mas Song-At.Banana Hall 1997