12月
安兵衛 (ヤスベエ)
焼津でお米屋さんを経営しつつミュージシャンでもある「米屋ロッカー」だそうです。安兵衛というのはお店の屋号の元になってる曾祖父ちゃんのお名前だとか。
脱力系の歌い方は奥田民夫に通じますが、むしろ奥田民夫のルーツでもあるその先のビートルズが透けて見えます。もちろん褒め言葉。最後を飾る「12月」は特にそんな空気感。
詞のほうは、このアルバムにも反骨的なものがあるけど、「静岡は正直つまんない」とか「俺は偽者だけど本物を越えてやる」とか「巨人が強いのは当たり前」(そういえば今日クライマックスシリーズで阪神に敗けちゃったけど)とかこの後さらに過激な曲名になってる様子。
一方でネット上の情報を拝見すると、地元の同級生やミュージシャン仲間にとっても好かれているようで、またも「ロックは人柄だ!」という友人の名言(このサイトで何回使ったろう?)を思い出してしまいました。
(2014/10/19)
玄米
2005/8/24 BWCP-1070 ブロー・ウィンド・レコード
1 べつにぃ。。。
2 心は果てしなく自由
3 シャランラン
4 ボクラは鳴く
5 町涙
6 犬になろう、猫になろう
7 ヒッピーホッピー
8 12月

玄米