みつかいうたいて
江原 啓之 (エハラヒロユキ)
今や日本中で知らない人はいない霊能者のファーストアルバム。
店頭で見かけたときは正直のけぞりました。でもライナーを見ると、江原さん実は18歳の頃から声楽を学んでいたそうで、玄人はだしの歌声。しかももちろん歌にはスピリチュアルなエナジーが込められ、江原さん本人の祈念が込められたメディテーションカード(これを見つめながら聴くといいらしい)も封入されています。
念のため言っておきますが、私はこの方、決してキライじゃありません。突き詰めれば、サンタさんも仏陀もアッラーもそして江原さんも人の心を救ってるわけですし。
テレビを見て号泣している家族を横に「うまいな」という感想が先に来るあたりは私の器の小ささですが、でもね、少なくともあの茶髪。もしTシャツ短パンビーサン姿でワンボックスから降りてきたら子沢山の元ヤンキーにしか見えないあのミスマッチな風貌は、本当に「うまい」と思いませんか?
(2005/8/29)
スピリチュアル・ヴォイス
2004/12/22 MHCL 468 ソニー・ミュージック・ダイレクト
1 〜Prologue
2 Lascia ch' io pianga 〜歌劇「リナルド」より
3 くちなし
4 夜明けのうた
5 思い出という名の妖精
6 私だけの子守歌
7 約束
8 見上げてごらん夜の星を
9 ラピスの丘で 〜Lapis lazuli〜
10 みつかいうたいて
11 アニュス・デイ 〜組曲「アルルの女」より
12 鈴の音
13 Epilogue〜

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