(アナログピクチャー・カラーレコード)

ここではあくまで運営者が所有するアナログピクチャーディスクを年代が古い(と思われる)順で掲載しています。
カラーディスクは、面白いと思うものだけ載せました。

「たのしいクリスマス歌集」
カナリヤ・レコードK-5〜6
「\350.00」と銭単位まで入った値段といい一桁台の番号といい「ぢいさん」という表記といい、プレスされたのは少なくとも1953年以前だと推察されますが、子供二人が寝ているジャケット画のなんとハイカラなこと。

1.おほしはひかる/塚越道子
2.サンタぢいさん/広部光江、武藤南津子
3.きよしこのよる/胎中芳子
4.ジングル・ベルス/胎中芳子、カナリヤ男声合唱団
 
「白鳥みづえ / みづえのジングル・ベル」
テイチクK-1001 H2173〜4
発売年不明ですが、調べてみるとどうやら1951年公開の映画デビュー作「母月夜」にウクレレを持つ白鳥みづえ(当時7歳)が出てきたようです。テイチクからの歌手デビューも同じ年ですし、ディスク画の彼女もそれ位の年齢に見えます。ということは1951年の作品?

1.みづえのジングル・ベル
2.きよしこの夜
 
「クリスマス・カロル」



(別装丁)
テイチクT-507、508
普通より一回り小さい9インチ?のSP盤。私が持ってるのは「クリスマス・カロル」というタイトルですが、何度か装丁を変えて売られた模様。

1.ジングル・ベル/木下雅子
2.きよしこの夜/秋山榮子
3.メリー メリー クリスマス/小川貴代乃
4.サンタクロースのおじいさん/木下雅子
(3.4.はオリジナル曲)
 
「よい子のクリスマス」
T-531、532というレコード番号なので「クリスマス・カロル」よりもこっちが後ですね。同じく9インチ?のSP盤。

1.ジングル・ベル/根岸澄代
2.きよしこの夜/小酒井ちはや
3.もろ人こぞりて/木下雅子
4.蛍の光/田端さとみ
 
「たのしいクリスマス歌集」
カナリヤ・レコードK-31〜32。
一番上のカナリヤ盤のリメイク。製造年はこれまたよくわかりません。ディスク画の題材と曲は同じですが歌い手すべてと右下以外の3枚の絵が替わっています。今見るとジャケット画はこっちのほうが時代を感じさせますねえ。見開きジャケットの内側はサンタさんが飛び出すポップアップ仕様。

1.おほしがひかる/松原里美
2.サンタじいさん/下條美砂子
3.きよしこのよる/下條美砂子
4.ジングル・ベルス/須賀みち子
「X'マス・プレゼント」
 
ビクター絵入りワンワンレコード
AB-6-1〜2
7インチより一回り大きいサイズ。
1956年リリース。

1.ジングル・ベル/小鳩くるみ
2.きらめく星よ/岩田佐智子
3.サンタクロース/小鳩くるみ
4.ゆきやこんこ/岩田佐智子
 
「よい子のクリスマス」
テイチクKS-24、25
7インチ45rpmのEP盤。
これにはリリース時期が昭和37年(1962年)11月と明記されてます。

収録曲は上のT-531、532と同一の4曲。
 
「こどものうた お母さんといっしょにメリーX'mas」
FS-5
日本ミュージカラー製造(株)製の7インチ45rpmEP盤で、製造年のクレジットはありませんがたぶん下のウルトラマンより前か。

1.ジンジンジングルベル
2.走れトロイカ
どちらも演者クレジット無し。1.は中野ただしの訳詞のいわゆる「ジングル・ベル」。 
       
「ミュージカラーレコード / ウルトラマン・あかはなのトナカイ」
ウルトラマンの誕生は1966年ですから、たぶんその年にミュージカラーレコード社から出た7インチ78回転盤。「ジョリーミラー」という鏡貼りの円筒が付いた「ジョリーランドセット」として売り出されました。
回っているレコード盤の中心に「ジョリーミラー」を置くと、鏡に映った絵が動いて見えるという原理。(学研の雑誌付録にも似たのがなかったっけ。プラクシノスコープと言うそうです。)
ミュージカラー社のことをネットで調べていたら、神戸新聞の特集記事が引っ掛かり「個人でカラーレコードの特許を持っていた元テイチク工場長の故坂本久磨男氏が、奈良市西ノ京町で三十五年(1960年)ごろから十年ほどやっていた」との情報が。つまりこれ、上のテイチク盤と同じ技術という訳ですね。

1.ウルトラマン
2.赤鼻のトナカイ
 
「ケロヨンのクリスマス」
PSB-31
1967年発売の7インチEP。
曲はCD化されています。

1.ケロヨンのクリスマス
2.ケロヨンのジングルベル
 
「古賀さと子 / ジングル・ベル他」
ケロヨンと3番違いのPSB-28なので、これもたぶん1967年発売。
こちらは33回転の7インチ。

1.ジングル・ベル/古賀さと子
2.サンタクロースがやってくる/ビクター少年合唱隊
3.きよしこの夜/ビクター少年合唱隊
4.赤鼻のトナカイ/古賀さと子
 
「真木利一とアンサンブルシュバリエ / 世界の旅/世界のクリスマス」
謎多き1枚。ジャケットに「全国趣味の会」、盤面に「MADE BY SENKYOSHA CO.LTD. OSAKA JAPAN」と書かれていますが、今やどちらもよくわかりません。
発行年代は、中ジャケのJALPAKの広告が日本航空名義なので1965年から1969年の間と特定できます。
ここからは「全国趣味の会」についての勝手な憶測です。社団法人として土産物品評会に一枚噛んでいた新聞記事なども見つかり、個人消費が激増した高度経済成長期に趣味の品を販売していたということは、たぶん「千趣会」と同業だったんじゃないでしょうか。ちなみに千趣会も発祥の地は大阪ですし、社名の由来は「こけし千体趣味蒐集の会」です。

33回転の12インチフルアルバム。
SIDE:A
1.ホワイト・クリスマス
2.サンタが町にやってくる
3.赤鼻のトナカイ
4.ジングル・ベル
5.もろびとこぞりて〜メリーズリットルボーイズチャイルド〜神の御子は〜きよしこの夜
6.アヴェマリア(シューベルト)
SIDE:B
1.アヴェマリア(グノー)
2.アレルヤ
3.イエスよ私は主の名を呼ぶ
4.乙女の祈り
5.エリーゼの為に
6.雪の降る街を
 
「ドレミPhone ママといっしょにうたううた 12がつのうた」
たぶん1970年前後に千趣会が毎月本とセットで発刊していたもの(のレコード部分のみ所有)。絵は初山滋。

1.トナカイのこもりうた/熊倉一雄
2.トナカイはしれ/ドレミPhone児童合唱団
3.ジングルベル/熊倉一雄・水谷玲子
4.おさるがふねをかきました/中川純子
 
「サンタクロースのおくりもの メリークリスマス」
サンタの隣にいる謎の緑の生命体はいったい何?
1983年発売の12インチLP。
どこかの少年少女合唱隊が歌うスタンダード曲集。
 
「山下達郎 / クリスマス・イブ・White Christmas」
1983年発売の12インチシングル。
リリース30周年にあたる2013年にはアナログ盤も再リリースされましたが、ピクチャーレコードではありませんでした。
 
「TOKYO HOT CLUB BAND / A THORN IN YOUR EYES・CHEZ LE BONHOMME NOEL」
バブル絶頂期の象徴的アパレルブランド「BA-TSU」が1986年にノベルティとして制作したらしい7インチレコード。
結成間もない東京ホット倶楽部バンドをバッ擢した慧眼はさすが。
2曲ともオリジナルで、A面は大矢貞男、B面が船山健一(後に脱退)の作。
 
「おにゃんこクラブ / メリー・クリスマス・フォー・ユー」
1986年発売。
今ではかなり安く買えます。実はこの5人すら全員の名前を言えない私。ちなみにAKB48は一人も言えません。
 
「ジェニファー・コネリー/ ジェニファーのクリスマス」
日本でアイドル的人気を博していた1986年の発売。当時のCMで彼女が宣伝していた最新の音響機器は「リモコン付のダブルラジカセ」。時代を感じます。
A面は、プロローグの後、彼女が日本語で歌う「愛のモノローグ」(作詞:橋本日出世、作曲:大貫妙子)と、中西俊博作のインスト「ジェニファーの夢」、B面が彼女のメッセージの後、やはり中西俊博のインスト「イブの1日」が入り、エピローグで終わります。
白いハート形レコード。
       
「Gwinko / SWEET HEART」
1987年発売。
「GWINKO'S CHRISTMAS CAROL」はじめ3曲収録の12インチシングル。
ギンコさんは、かの沖縄アクターズスクール2期生だとか。
 
「デス☆サーフ2000 / My Bloody X'mas」
発行は1997〜8年あたりかな?
500枚限定らしい、クリスマスカラー2色組み合わせの透明ビニール7インチEP。
 
「浜崎あゆみ / appears ・ immature」
2000年ツアー会場での限定頒布だったという12インチピクチャー盤。
A面:appears('99 greeting Mix)
B面:immature(JT original Mix)
 
「桑田佳祐 / 白い恋人達」
 
2001年にリリースされ、今やジャパニーズスタンダードソングとなった名曲の、同年12月5日に限定発売されたアナログ盤。
透明ハート型なのになんかイマイチのインパクト。
そのせいか今も案外安値で取引されています。
 
 
「Volta Masters / Last Christmas & Frosty The Snowman」
2006、07年と2年続けて出されたクリアカラー7インチ。
初年度が赤、2年目が透明のほうです。
B面はともにインスト。
 
「浜崎あゆみ / No way to say ・ fated」
2008年にデビュー10周年記念として10枚同時リリースされた限定12インチピクチャー盤(のうちの1枚)。
A面:No way to say
B面:fated
(両面とも2バージョンずつ)
     
「Coba-U / レゲエX'mas」
童謡のレゲエカヴァーで注目されたCoba-Uが2009年に300枚限定でリリースした12インチピクチャー盤。
A面は「クリスマス・メドレー」と「あら野のはてに」、B面は「ミラクルベリー」が2バージョン。
     
「ナツ・サマー / トロピカル・クリスマス」
2016年に、「一緒に夢を見ましょう」(こっちはクリスマスソングではありませんが)と同時に、同一ジャケデザイン、色違い7インチディスクでリリースされました。
ジャケ画は永井博。って言わなくてもわかるか。
曲はすべてCDアルバム「トロピカル・ウィンター」に収録されています。
「辛島美登里 / クリスマス・イヴ」
2020年12月14日に、Sony Music Shopのオーダーメイド・ファクトリーでリリースされたホワイト・ヴァイナル。実はこの曲の初のアナログ化。
ご存知の通りアナログ盤はレコード針が同じ時間で引掻く溝の距離が長ければ長いほど音が良いので、音追求なら12インチ45回転のはずですが、これは10インチ33回転。生粋のコレクターズアイテムです。

SIDE Aは「サイレント・イヴ」と「それぞれのメリークリスマス」、SIDE Bは「Merry Christmas To You」と、「サイレント・イヴ」のアルバム収録のみだったヴァージョン「snow a cappella」の4曲。