深町純(フカマチジュン)
ナウ・サウンド・クリスマス
1972/12/? MX-4003(LP) 東宝芸音
A 名盤の誉れ高く、市場でもけっこうなプライスで出品されるので、復刻を切望する1枚です。
タイトルは「ナウ・サウンド・クリスマス」でオビのあおりは「"音キチ"におくるグッド・ディスク」とあり、これどういうことかというと、当時の最新楽器であるムーグ・シンセサイザーを駆使して、ジャズやロックやクラシックを融合させたうえピョロロ〜ン、ピコピコーン、ギュワワワーンといったSFチックな電子音も被せた冒険心溢れる先駆的なサウンドってこと。
演奏者は「ニュー・サウンズ・オーケストラ」とクレジットされていて、編曲者として深町純の名前があります。トラック6は彼のオリジナルで、無題なので「オリジナル」とされているようです。

音楽史的価値も高い作品ですが、家族団欒の場で使えるかどうかは別問題。かけると「ナニコレ?」と言われることは明らかなので、ボクは通勤の時に一人イヤフォンで聴くのであった。
(2020/12/19)
 1 オープニング(ハレルヤ)
 2 聖しこの夜
 3 神のみ子はこよいしも
4 ホワイト・クリスマス
5 もろびとこぞりて
6 オリジナル
B
 1 ジングル・ベル
 2 サンタが街にやってくる
 3 シルバー・ベルス
4 オー・ホリー・ナイト
5 赤鼻のトナカイ
6 クロージング